子供向けのマイケル・ファラデーの伝記。45年ほど前、小学校の図書館でなんども借りて読みました。この本の影響で化学の道に進みました。人生を決めた一冊です。それほど厚くなく、章の終わりに簡単な実験(10円玉とブリキ板でボルタ電池堆を作ってみる、とか)のやり方が載っていました。また、小学校も出ていなかったファラデーは算数が苦手だったとか、子供がいなかったので姪を可愛がっていた、などのエピソードが載っていました。
もう20数年来、古本屋や国会図書館の目録などでも探しているが、見つからず。今でも、もう一度見てみたい一冊です。