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戦災孤児の行方を探す実話の児童文学を探しています

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      tonoji
      ゲスト

      小学校時代に図書館で読んだ本を探しています。
      昭和30年代に発行された本だと思います。
      主な内容は
      戦災孤児(上野駅?の浮浪児)が主人公
      ある八百屋さんの店先で寝ようとした時に、
      親切な店主の夫婦にその家の子として養育してもらう。
      学校にも通うようになる
      物語の作者は、主人公の担任の先生
      いくつかのエピソードがありましたが
      彼はある日、突然いなくなってしまいます
      八百屋のご夫婦も、先生や級友も彼を探します。
      また、上野の地下街へ戻ってしまったのか…

      手立てもなく、NHKの「尋ね人の時間」にみんなで手紙を書いて
      彼に何度も呼びかけてもらいます
      「先生やクラスメート、八百屋さんご夫婦も心配されています
       どうか連絡を…」

      でも、彼の消息は不明です

      本はこんな文章で終わっています
      「もし、上野で戦災孤児だった**君、という人をご存知の方
       ****君という 名前にお心当たりの方、どうか私まで知らせてくださいませんか」

      大分細かいところはうろ覚えですが、初めて読んだノンフィクションに
      この本を読んだ頃、低学年だった私は怖くて、悲しくて泣きながら
      彼の無事を祈っていました。

      後になって考えたら、この本の主人公は私の両親と余り変わらない年代なのです
      終戦、がまだ身近にあった時代の名残がどんどん薄れていく中で
      もう一度、この本を読みたい、そしてもしも分かるなら、この物語の主人公は
      その後どうしているのか、先生や養父母と再開できたのか…

      もし、断片でもご記憶のかた、どうか情報をいただければ幸いです

      宜しくお願いいたします
      ※「教えて!goo」「この本、探しています!(本の探偵団) 」にも投稿いたしました

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