最終戦争後に生き残った男の子と壊れかけたロボットの話
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- cyainosukeゲスト
もう30年以上前に学校の図書室で読んだ本です。
外国のS.Fものの子ども小説のようなハードカバーのしっかりとしたもので、読み終わって本当にせつなくなって号泣した覚えがあります。
思い出す単語としては、「ロボット」「最終核戦争?」「生き残った少年」「壊れているロボットだけ電池の切れるまでいきのこる」
というかんじです。
最終戦争後の地球で、一人ぼっちになってしまった子どもとロボットのはなしですが、子どもは死んでしまい、ロボットだけ廃墟で生き続けるというような悲しい話のようでした。
何度も、検索をかけたところ、有名作家のロボットの話ばかりヒットするのですがどうも、中身がことなるようです。
どうか、ご存知の方お知らせください。
表紙は、廃墟に壊れたロボットの絵だったような。よろしくお願いします。
- adminゲスト
矢野徹さんの「幽霊ロボット」が似ています。
舞台のほとんどは廃墟ですが、離れたところには街もあり、
人類が滅びたわけではなかったと思います。廃墟が出来た原因は覚えていませんが
戦争だったかもしれません。少年は孤児だったように思います。少年とロボットは廃墟で出会い、共同生活を開始。
ロボットは最初動かなくて、少年が直したか起動させたかだったかも。やがてロボットのほうが先に記憶装置の寿命を迎えますが、
少年は街に出てテープを入れ替え、ロボットは元通りに。少年はやがて青年に成長し、お嫁さんを連れてロボットのところへ。
だが交通事故で 帰らぬ人となります。ロボットは彼のために泣こうとしますが 泣く機能はついていません。
そこで泣く代わりに 彼の墓標の前に座り込み、笛のような音を出します。
その笛のような音を聞いて 人々はロボットが泣いている と噂します。
やがてロボットは錆付き、その笛のような音も絶えます。
>有名作家のロボットの話ばかりヒットする
とありますが、矢野さんの事でしょうか。矢野さんには他に
孤島に流れ着いた少年がロボットを組み立てる話などもあります。
(タイトルは「孤島ひとりぼっち」または「ロボット(リメイク版)」)「幽霊ロボット」で画像検索すると、表紙も確認できると思います。
最初三省堂から児童書として出て、その後角川文庫に入ったと思います。長く絶版のようですが、国会図書館で3年位前に読みました。ご参考になれば。
—————2015-3-3日—————-
meta188様よりメールにて受信 スタッフ代理投稿です
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