1960年代に読んだ海外のジュブナイルSFです。
地球にやってきた宇宙人が、自分たちと同じ肌の色の人間を援助すると地球人たちに伝えます。宇宙人は姿を見せないので肌の色が白なのか黒なのか分からず地球人は混乱に陥ります。結局、黒い肌の宇宙人だと分かり黒人たちは歓喜し、逆に白人たちは落胆します。
しかし愚直な一人の黒人の爺さんは、我が子のように可愛がっていた白人の男の子を自分の代わりに助けてやって欲しいと宇宙人たちに懇願するというストーリーでした。
人種問題がテーマのSF小説なので、当時小学生だった私にはよく理解できない話でした。もう一度読んでみたいと思います。皆さんの知識を拝借したくお願いいたします