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1970年頃の外国のこわい黒表紙の本

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    • #271
      yukogmail
      ゲスト

       教えてもらえたら数十年の憂いが晴れます。よろしくお願いします。

       小学校(1971〜1977)の図書館にその本はありました。黒い表紙です。挿絵は覚えていませんが、何かありました。中身は、子供には強烈すぎるほどの「こわい外国の話」が7話ぐらいあったと思います。うち1つはここに書かせてもらいます。確か、最初に載っていた話です。

       簡単に言えば「狼女」の話です。ヨーロッパの山奥にその家族は住んでいました。ところが母親が狼男にかまれたか何かして、ある日から狼女になるのですが、家族は気づきません。しかし父親が行方不明になり、兄弟も次々に消えてゆき、次第に主人公は母親がおかしいと気づき始めます。でも姿を現さない母親と一見普通に暮らします。その緊張感がすごかった。そしてついに母親と対決し、退治、というか親殺しをします。 ところがその主人公はこの話を友人にマレーシアかどこかで話していたのですが、話し終わった時、急に現れた虎に襲われ、ジャングルの奥に連れさられて行ってしまうのです。残った友人が「ついに報いがきた」みたいなことを言います。

       この他、死刑囚がトラップばかりの建物に入れられ、次々と他の囚人がトラップで死んでいく中、主人公だけは頭を使って必死に数多くのトラップを見抜いて建物から脱出する話もありました。

       こんな本、情報がありますでしょうか?長くなりました。

    • #714
      jemima
      ゲスト

      「狼女」の話はフレデリック・マリヤットの「ハルツ山の人おおかみ」のように思います。お読みになったのは、年代から「世界の名作怪奇館1(英米編1)』白木茂訳 講談社 1970年、ではないでしょうか。「ハルツ山…」のほかに「すがたの見えない怪物」「さるの手」「魔法の店」「黒ねこ」「のろわれた人形」が収録されています。シリーズは10巻前後でヨーロッパ編、東洋編などがありました。

    • #715
      まつば
      ゲスト

       ありがとうございました!早速ネットで探してみましたが、こちらの情報で間違いなさそうです。結構、有名なシリーズなんですね。ハマったのは私だけではなかったんだ、とうれしくなりました。
       
       本当に、ありがとうございました!

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