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この物語のをご存知のかたいらっしゃいますか?

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      ゲスト

      はじめまして。
      小学校4年生頃に読んだ一節が、いまだに忘れられず、投稿させていただきました。
      1991年から1992年前後の河合塾、あるいは全国模試の国語のテストに使われていた物語です。
      天文学の研究科家か、山岳研究家かか何かで、その仕事により不在がちな夫とその妻のすれ違いを書いた話でした。

      久しぶりに帰宅することになった夫は、仕事中、山で見た星の美しさに対する感動を胸に秘め、妻に伝えるべく、深夜帰宅する。
      夫は寝ぼけ眼の妻とのコミュニケーションを図るが、妻はあまりに不在がちな夫に気持ちが冷め切っており、
      夫に対して全く関心を持たない。

      以下、会話文。

      「帰ってたの?」
      「うん。」
      「星が綺麗だったよ。」
      「そう。」

      物語の中の会話は、たしかこのような内容だったように思います。
      山(仕事)が好きでたまらなく、少年のように心を踊らせ、その感動を分かち合いたい夫、それを全く理解できない現実的な妻。
      男と女のすれ違いというか、なんとも言えない温度差に、幼少ながら痛切なもどかしさと刹那さを覚えたのを記憶しています。
      ぜひ前編を読みたく重い、こちらのサイトを探し当てました。
      よろしくお願いいたします。

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