クリスマスかお正月の本だと思います
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- 2015年10月10日 12:29 AM #301aratake_namiゲスト
翻訳ものの児童書です。北欧が舞台だと思います。読んだのはおよそ40年前くらいです。主人公は小学生くらいの兄妹とその家族です。子供たちのお母さんが親の反対を押し切って嫁いだので、母方の祖父は子供たちとは交流があるが、父親とは絶縁しているという状況です。クリスマスか、新年のお祝いかに子供たちが祖父の村を訪れ、その帰りに雪山で迷子になります。父親と祖父が別々に山に入って捜索し、子供たちは無事助けられます。そして、家族も和解する、といったストーリーだったと思うのですが、作者も題名も不明です。捜索中に祖父が道のそばの小枝をちぎったあとを見つけ「子供というものは枝をちぎりながら歩くものだ。このわき道に入って山奥に入ったに違いない。」というところだけはよく覚えています。
よろしくお願いします。 - 2016年4月26日 5:35 PM #752おはなしのとぴぱらゲスト
私の記憶もややあいまいですが、昔いくつかのお話が入っていた小学館の少年少女文学全集、みたいなのの中で、「愛の一家」と一緒にはいっていたお話に似ています。
「水晶」というお話で、コンラートとスザンナという兄と妹が、山を越えておじいさんかおばあさんの所からの帰り道、道に迷って、山の中で一晩過ごします。
おばあさんたちからたくさんお土産をもらっていたので、食べ物や、とびきり苦いコーヒーを飲んで、なんとか一晩眠らないで耐えます。「どんなに苦いコーヒーがあったとしても、もしも自然がその素晴らしさを見せてくれなかったら、二人は助からなかった」という意味の文書のあとに、夜空に広がるすばらしいオーロラや星空のことが出ていて、大きくなったら見たい、と思いました。
オーストリーの作家の作品のようです。 - 2016年4月27日 10:32 PM #753topiparaゲスト
水晶、という作品ではないでしょうか。
昔、小学館かどこかの少年少女文学全集、みたいな本の一冊で、愛の一家などと一緒に入っていたのを読みました。
オーストリーの作家さんの作品みたいです。
コンラートとスザンヌ?という兄妹は、それぞれの親戚がいるためにこの村の人全部が山を越えるよりたくさんの回数、山を越えておじいさんおばあさんの家に行っていました。
ある時、急に雪が降ったためか、道を間違え、一晩山の中ですごします。眠ってしまいそうなスザンヌを起すため、大人のおみやげだったコーヒーを飲むと、あまりに苦くて、スザンヌはしばらく目が覚めておしゃべりしたくらいでした。でも、夜は長く、もしも、大自然がその魅力を見せてくれなければ、二人は決して起きていることはできなかったでしょう、という文章で、夜空のすばらいい様子、流れ星、オーロラもあったかと思いますが、その素晴らしい景色が描写されていました。
子どもの頃読んだきりですので、もしかしたら細部は間違っているかもしれませんが、この話とよく似ていると思いました。
シュティフターという作家の作品のようです。 - 2016年10月7日 9:35 AM #749aratake_namiゲスト
おはなしのとぴぱら様、topipara様 ありがとうございます。
諦めていました。でも覚えている方々がいらっしゃるんですね!そういえば少年少女文学全集を買ってもらっていました。高価だったのか、全部揃っていなくて何冊か・・・。『愛の一家』はよく覚えているんです。NHKの少年ドラマの原作でしたし。
その中にあったんですね。もう手元に本はないので、なんとか図書館などで探します。ありがとうございました!
- 2016年10月24日 7:24 PM #751katoyamaゲスト
白水社から、1965年に『水晶・みかげ石・喬木林』というタイトルで出版されています。
子どもの頃大好きだった本で、今でも大切に取ってあります。 - 2016年11月26日 1:17 PM #750katoyamaゲスト
今なら、岩波文庫で読めます。
『水晶他三篇』シュテイフター作 手塚富雄・藤村宏訳
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