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312 30年近く前に学童ホールで読んだ、こわい話の短編集

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      yoko2017
      ゲスト

      小学校低学年のころ(1989〜91年)に、学童ホールで読んだ本を探しています。

      <形式>
      ①こわい話やふしぎな話を集めた短編集で、5巻くらいのシリーズ。

      ②巻頭に「○つ(数)のおはなしが、こわーい目をしてあなたを見てる」というような惹句がある。

      ③挿絵あり。すべて同じタッチかは覚えていないが、モノクロのシンプルな線画が多かったように思う。

      ④おそらくハードカバー。判型はA5くらい。

      <覚えている話>
      ①おそらく三毛別羆事件をもとにした話。
      冬の山里で、村人がつぎつぎとヒグマに襲われる。ヒグマは「オヤジ」と呼ばれている。

      ②擬人化された動物たちによる推理物。
      密室の船内で、乱暴者の「アシカのO」がベッドの頭上の棚に仕掛けをされ、扇風機を落とされて殺される。無実のものが嫌疑をかけられるが、探偵が調査をおこない、最終的に「アザラシのF」が真犯人だと判明する。
      頭に扇風機の歯がささって死んでいる「アシカのO」の挿絵があった。

      ③「女忍者○○(主人公の名前)」というタイトルの話。
      作中に「女の忍者のことをくノ一という。女という文字をバラバラにしたものである」という説明がある。

      ④ある少年が、伯父が住職をつとめる山寺に泊まり、怪異に遭う話。
      少年は翌日、伯父から、泊まった部屋でむかし首吊りがあったと説明される。伯父には「黒目が人より小さい」という身体的特徴がある。

      「くノ一」という言葉やアルファベットの「F」などは、この本で初めて知ったと記憶しており、もう一度読んでみたいと思い続けています。
      心当たりのある方がいらっしゃいましたら、ぜひ情報をお寄せいただけないでしょうか。

      何卒よろしくお願いいたします。

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