司書便り頂きました
今回は、絵本を読む時間に、ちょっと特別に実験してもらうように頼みました。
ベーメルマンの
『山のクリスマス』
を読んでもらうのです。
これは古い古い本で、しかも長い……。
三回くらいにわけないと読めません。
おまけに、一年生の男の子が生まれてはじめてお母さんと離れて山の上のおじさんのうちにクリスマスの休暇に泊まりにいく、という、ささやかな日常を描いたもので、かけねなしの本物の一冊ですが、この50年間封印していたのです。
でも今年の一年なら!
この本をわかってくれるだろうと思いました。
その第一回め、のレポートです。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今日、2年の1クラス、1年の1クラスが図書で来るので、この本を読み聞かせしてみました。
まず2年のクラスで読んだのですけど、途中からもう聞いてないような空気が漂いはじめ……(-_-;)
最初に
「今日は、あんまり絵のない本を読み聞かせするけど、聞いてね~」
といってみてはいたのですけど……。
機関車を降りたところまで読んだので、7分ぐらいでしたか……。
終わって
「こんな感じでお話聞くの大丈夫なひと?」
と聞くと、クラス30人のうち、5~6人の手があがりました。
やっぱり絵本がいいなぁって人は?
と聞くと、だいたいの人が手を挙げてました
😑
で、ちょっと1年に読むのが心配になったのですが……。
さっきより丁寧に、1年のクラスに読む前に
『絵が少ない本なので、お話聞いて、アタマの中でこんなんかなぁって思いながらきいてね』
といいました。
で、読み始めたら、なんと!
みーんな、ひしと聞いてくれたんです
🙌
最後まで聞けるかと、ドキドキしてましたけど、そんなんぜーんぜん関係なかったです!
違う方を見てても聞いてるし、私の方を見ても聞いてるし!!
終わって
「こんな読み聞かせどうですか?」
と
「大丈夫なひと?」
と聞いたら、みたところ全員の手があがりました!
横にいた先生も
「みんな、スゴイ聞いてたね!」
ていわれると、子ども達みんなうんって肯いてました!
最後に1番前の子が
『最後まで読んでね』
て😂😂
2年も全部のクラスに読んではみますが、これもいまの1年のための本なんですね。
とにかく1年は、今月これでいこうと思います。
全部のクラス終わったら、またレポートしまふ😳😳