司書便り頂きました

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エンタメ総記

高学年の本読みにはなかなか苦労するのですが、書架そのものを紹介するのもいいかと思い、先日は、エンタメ総記棚の説明をし、そのなかから何冊か紹介しました。
そのひとつ
『モノのなまえ事典』(杉村喜光/文・ポプラ社)
は、かんこさんが紹介されていたのを見て購入したのですが、読んだ高学年女子に
「この本他にもないの？」と聞かれ、シリーズ3冊全部揃えたのですが
「バナナの黒い点はなんと言うでしょう？
お刺身の下に敷いてある白いモノはなんと言うでしょう？」
みたいに質問もしながら、紹介しました。
答えを知っている子は、クラスによってはまったくいないか、1人答えられるぐらいで、誰か答えてくれたら「すごいね〜！」
とみんなで感心したり……。
そうして
最後に
「エンタメ総記の棚の本は見るだけで知識になる本もあるから、借りる本に迷ったらここの本を見てみてね。」
と言って終わりました。

まぁ、そうは言ってもなかなかすぐに反応はないよね〜、と心の中で思いつつ、その後の貸出手続きをカウンターでしていると
「先生がエンタメ総記の紹介したから、あの書架に人だかりが出来てたよ！」
といくつかのクラスで女子が教えてくれました。
人だかりはどのクラスもほとんど男子だったそうですが、たまに女子も混ざっていたとかー。
やっぱり情報を流すことは必要なんですね！
ちょっと、やったー！！
という気分になりました。
😁