司書便り頂きました
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ぼくがほんとにほしいもの』(バイロン・バートン/文・ポプラ社)
先日低学年にこの絵本を読みました。
主人公がウサギなのでこの絵本を読んでみようと思ったのです。
この絵本は文字も少なめで文字のない絵だけのページもあるので、みんなどんな反応を見せてくれるかなぁと思って読んでみたのですが、字のないページも食い入るように見ている姿がとても印象的でした。
途中、おかあさんが犬を飼わないと外にだしちゃうシーンでは
「うちのお母さんも同じだなぁ」
とつぶやいている子が……。
そうして、主人公の子が犬に洋服を着せているシーンで
「その手があったか!」
と言っているのは1年生でした。いろいろありましたが、最後のページに至ったときにみんなが満足している様子がわかりました。
主人公の男の子が
「賢いね~」
と言うと全員うなずいていたのもやっぱり一年生でした。