ヤマカイバレエショー、観てきました
ヤマカイバレエショー、観てきました。
ヤマカイバレエは25、6(だったんじゃないかなぁ)のヤマカイとネレアさんと台湾出身のハンクの3人が核で、今回はそこにゲストダンサー何人かと、オーディションで受かったボーイズとガールズがそれぞれ7、8人という構成でした。
その年でこれだけのちゃんとした舞台作っちゃうんだから、いまどきの20代は凄いね。
男性陣の振り付けは、ほぼハンクらしいけど、それがホントに上手い。
飽きさせない。
いろんなダンスをミックスしてる。
そうして、明るい。
みんな、楽しそうに踊ってる。
このバレエ団にはいじめとかないんだろうな、と思う。
そうか。
私が、クラシックバレエがなんとなく嫌なのは、無駄に(ここ、大事ね。無駄じゃないプライドは必要)プライドが高いとこや、みんなが緊張してるとこだったんだな、とわかった。
一言で言えば、やってる人が楽しそうじゃないとこがある。
ただ、問題も山積みなのもわかりました。
去年のジャングル・ブックは、ほとんどがアメリカから来たダンサーだったわけですよ。
ヤマカイが入ってた、向こうの一座の公演だったから当然なんだけど、みんなプロの大人だから、うまいわけさ。
比べるとよくわかる。
今回のダンサーたちもみんな下手なわけじゃないんだけど、オーラが小さいの。
特にボーイズ。
まぁ、ほとんど高校生なんだから当たり前なんだけど、一生懸命踊っててまだ客を見る余裕がないレベルなんだよね。
オレはどう?
オレを見て!
がまだ薄い。
これからの課題は、そのレベルをどう上げていくかと、内輪にならないようにすること、ですね。
客は基本的にみんなヤマカイのファンだから、うっかりするとなあなあにになってしまう。
でも、八割、バレエを初めて見る、という客を引っ張ってきて満足させて帰す、というのは凄いよ、やっぱり。
😁