webの記事より:革新的レトロ手芸本『ギャルのセーターシリーズ』を参考にセーターを編む
最近、一番笑った記事だ。
戦後、手塚治虫が漫画を描き始め、それを読んで育った女子たちのなかから女性漫画家が誕生した。
1950年代には水野英子とわたなべまさこが、60年代になってからは萩尾望都、山岸凉子、大島弓子はじめ、綺羅星のように女性漫画家は誕生したが、その人達はみな、自分で考え行動するヒロインたちを描いた(その前は藤子不二雄や横山光輝や石森章太郎も少女漫画を描いた。女性漫画家はいなかったから。でも男性が描くと当たり前だが、自分で考えて行動するヒロインしか出てこない。女らしい女なんて、二十歳そこそこの彼らには描けなかったからね)。
というより、女の子たちは、漫画のなかでなら、それができる、と思ったから漫画を描いた、といってもいい(わたなべまさこは、ヒロインたちに着替えさせてやりたかったから、と言っていた。せめて寝るときはネグリジェを着せたい、と。そう言われてみれば、魔法使いサリーもさるとびえっちゃんも、みな、着たきり雀ですな)。
それが1975年前後、そんな難しいこと考えたくな〜い!
カレにセーター編んであげて何が悪いの〜?
という陸奥A子が現れ、ある意味反旗を翻したのである。
“彼のセーター”
は、専業主婦に憧れ、働きたくない、自立したくない女の子たちの象徴だったのだ。
でも、こんな本まで出てるとは知りませんでしたね。
😁
しかも日本ヴォーグ社から!
しかし、これ編んでる著者は編める人です。
普通は、初心者女子高生は、2週間でセーターなんて、編めません!
まず、まっすぐ編めない。
マフラーも無理ですわ。
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革新的レトロ手芸本『ギャルのセーターシリーズ』を参考にセーターを編む
デイリーポータルZ 2024年2月24日
dailyportalz.jp/kiji/knitting-gal-sweater