北欧の図書館を見てきた報告会を聞きました。
横浜パシフィコの図書館総合展で、北欧の図書館を見てきた報告会を聞きました。
まあ、北欧はデザインそのものが素晴らしいので、図書館も素晴らしいのですが(日本の図書館のデザインがどうして素晴らしくないかというと、一見かっこよさげに見えても使う人のことはちっとも考えていない、コンセプトが見えないデザインだからです。その自己中なのがなんとなく伝わってくるんだよねぇ。建築って人間性だよね、と思う。北欧は、なんのためにこうしたかが明確に見える上で、デザインがカッコいいのです)
そのなかで、ある図書館では、担当者が
“大事なのは数字ではなく、利用者が満足するかどうかだ”
といった、というセリフや、なんとミシンを貸し出ししている、という話が残りました。
そうよね。
裁縫部屋、作ってやったらいいと思うわ、今なら……。
だって、ミシンを広げておくスペースがないんだもの、今の家には……。
あとは、北欧は多言語サービスにとても熱心なのですが、それが自国語、を覚えてもらいたい、だけでなく、その人たちのアイデンティティを守るために相手の言語も大事にしている、という考え方が!?
ねぇ?
日本では決して思いつかれない発想だよね、ということを考えると日本はまだまだいまのところ、島国根性なんだな、と思います。
いまの21歳以下の世代は、国や言語から解放されつつある……。
だから、こういう考え方もあるよ、という本が欲しいと思うよ、子どもが読めるような本で……。
あとは、児童サービスは、生涯学習の一環だと捉えられている、ということかな。
で、これは丸善の海外研修ツアーなんですが、それが高いんだ。
確かに普通、はいれないとこにもいれてもらえたりするけど、1日ほぼ10万だよ?
とても手が出ませんわ。
はぁ~、と思ったところで終わりのベルが鳴りました。
ちゃんちゃん。