【再掲】20世紀からいままでの、児童文学の集大成の連続講座を企画しました。(拡散よろしく)
平成も終わりますので、20世紀からいままでの、児童文学及びこのまわり、の文学の集大成の連続講座を企画しました。
やはり昭和は遠くなりにけり、で、おそらくいまの40代から下のかたたちは、司書であっても、ケストナーもリンドグレーンも読んでない……のではないでしょうか?
ディズニーランドにいって、初めて“くまのプーさん”に本があるのを知った……といわれたこともあります。
もちろん、リアルタイムのときのように全部読まなくてもいいのですが、若干の基礎知識は必要であろうと思います。
これからいよいよIT社会になり、いままでの(2016年までの)時代は“過去”になるでしょう……。
かつて、我々が、明治と大正を……ジルバ、やミルクホール、を捨てたように、過去は殿堂入りを果たし、私たちはそのなかからまた使えるものを拾い、仕立てなおして新しいものを作ることになります。
なので、ここで一度、総括、をしておいたほうがいいと思いました。
内容的には
1) SF……スペースオペラから哲学への転換
2) ミステリー……誰が殺したの?からなぜ殺したの?へ
3) ホラー……児童虐待から快楽殺人まで
4) ファンタジー……子ども部屋からヤングアダルトへ、それからハリー・ポッターへ
5) 児童文学における女性の自立運動1950年代「ネズミ女房」から1990年代山岸凉子の「メディア」まで。
6) ヤングアダルトの台頭と消滅
7) ドキュメンタリー……アダルトチルドレンの発見
8) 少女マンガはなにを描いていたのか?
9) 少年マンガの変遷……ドラゴンボールはなぜ受けなくなったのか
10) 2017年、世界は変わった……学術系マンガの台頭
11) ヤングアダルトはどう変遷したか →(ここ、追加されてます~byスタッフ)
12) 昭和児童文学の流れ →(ここ、追加されてます~byスタッフ)
というような流れを漠然と考えています。
もちろん、変わることはあり得ます。
東京では、1月から国分寺で始めますが、ほかのところでもやりたい、聞きたい、というところがあれば出張しにいきます。
二つ聞くとしんどいので、もし、1日コースなら、もうひとつはブックトークか、読み聞かせのしかた、またはボイストレーニング、のほうがいいでしょう。
もし、やりたいというところがあれば、ご連絡を……。