司書便りです
『あかがいちばん』は取り扱いの難しい絵本です。
相手も選びます。
でも、今年の一年生に試してもらいました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
1年に「あかがいちばん」を読み聞かせしてみました。
1クラス目は、学年でも1番落ち着いたとってもお行儀よいクラスなので、無言のまま、終わりました。
→すごくよく聞いてくれていましたが、気に入ってるのかそうでないのかが、ちょっと読んでてわかんなかったです。
でも、よそ見してる子はいませんでした。
2クラス目は、賢い子が多いのですが、しんどい子も多いクラスなので、聞けるのかどうかわからなくて、ドキドキしながら読み始めました。
まず
『なんで赤じゃないといけないのさ!別に赤じゃなくてもいいじゃん!』
って、1ページずつツッコミをいれるひとが、2~3人いました
😅
でもその一方で、ニコニコで聞いてる子が(これはみんな女子でした)10人ぐらい、いました。
そしてその2クラス目の子のなかで
『本を選べない~』
と、最近いつも最後までなんだかんだしてる子が、目を見開いて、くいいるように聞いていて、いまでもその顔が浮かんできます。
でもそのあとは、めずらしく、穏やかに本を選んでました。
ウケなかったわけではないと思いますが、いろいろな意味でいろいろ考えさせられた読み聞かせでした。