司書便りです
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『クリスマスのおくりもの』を読んでみました。
ブックレット(楽しい学校図書館7、クリスマス本特集)を読んで
「みんなに届けたいなぁ」と思ったので、1、2年生にこの絵本を読み聞かせしてみました。
長すぎるので、おじいさんサンタの繰り返しのセリフだけはカットして読みました。
それでも結構長いので(みんな最後まで聞けるのかしら?)と、心の中で思いながら1番最初に1年のクラスで読み始めたのですが、まぁよく聞いてる!
ページめくるときにみると、みんな見てるんです。
そのクラスは、とても賢いので、最後まで全員がお話についてきていました。
全員、お話の世界に入ってました。
この本はいける!
と思って、他のクラスにも子どもたちの反応を楽しみに、読み聞かせてみました。
あるクラスでは、読み終わってすぐに
『長かったなぁ~』
と言われたのですが、飽きたのではなく、たくさんの人に助けられて、プレゼントが届けられる姿への感想だったようです。
2年生のクラスでは、途中で
『次はどんなすったもんだが起きるんだろう!』
との声もあがり、その後も『夜明けまでに間に合うの?』
とのささやきも聞こえてきました。
無事にクリスマスの贈り物が届いたときには、全員が笑顔になり、みんな(よかった!)って思ったのがわかりました。
また、おじいさんサンタが無事に家に帰ると
『帰るのも大変だったね!やっぱり歩いてるもん!』との声もあがりました。(「トナカイいないんだから、そりゃそうだろう」って声も😆)
1冊の本でこんなに盛り上がるなんて!
この本は、素晴らしいです!
読み聞かせをしている私が子どもたちの反応を楽しませてもらい、プレゼントをもらいました。
他の学年にも読み聞かせしてみます。