司書からの便りです。
やっぱりいるんだねぇ!
ディスレクシアの読み聞かせをした司書からの便りです。
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2学期に学校に買ってもらった「魔法の定規」を子ども達に紹介していないことにブックレットを読んで気付きました。
なので
3学期に、1回目の読み聞かせで全学年に
『なまけてなんかない』
を読み、その後ディスクレシアの説明と魔法の定規の使い方を説明しました。
『なまけてなんかない』を読むと、どの学年も途中から物音や声がしなくなり、みんな真剣な顔で聞きました……
「昔は判らなかったのですが、今はある一定の数の人に(絵本の主人公のりんぞうくんのように)“文字が読めない”人がいることが判ってきました。」
というと
ある中学年のクラスで
「はい!私がそうです!」
と元気よく手を上げて返事してくれた人が数人いて、ビックリしました!
文字が読めないだけで、決して知的に優れていないわけではないことも説明すると、ちょっとホッとした空気が流れました。
見えやすい色が1人ずつ違うことも説明し
「本を借りてから使ってね」
というと、みんないつもより早く借りる本を選んで、いそいそ使っていました😆
こうやって、図書館で支援できることがあるって、ステキなことだなぁと思います。
これからもこれは、毎年説明しなければならないと本当に思いました。