かん子の連載

■□ 今日の1冊 □■

Meiさんより本の紹介を頂きました

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Meiの本紹介

王への手紙
著:トンケ・ドラフト
翻訳:西村由美

主人公・見習い騎士ティウリが極秘の任務を果たすべく旅をする。真の騎士へと成長するティウリ。王国、スパイ、極秘の任務、騎士…まっすぐな冒険もの。手に汗握るスリルはあるが、安心して物語を楽しめる安定感がある。

私は、翻訳者の西村さんの流れでこの本と出会った。9歳の時、地域の図書館の企画で西村さんが来てくださったことがあり、翻訳に興味があった私は参加。参加するにあたって西村さん訳の『ネコのミヌース』を読んだ。その時は面白すぎて授業中も机の下で読んでいたなあ…(笑)。企画には高学年くらいのお姉さんたちが多くて、西村さんは『王への手紙』を紹介していた。『ネコのミヌース』が面白かったものだから、すぐに『王への手紙』を借りて帰って読んだ。さすがに少し難しかったけれど、楽しく読めた。高学年になってからも読んだが、正直、面白さは中学年の時の方が上かな、と思った。意味とか漢字とかはわかるようになったけれど、剣や盾ひとつで何ヶ月も想像して楽しかったから。でも、年齢や興味のあること等で物語も捉え方が変わるから面白い。

どの年代が読んでも面白いと思うが、上下巻あり低学年、中学年くらいだと少しきついかも。

感想に性格が出やすいので注意(笑)

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2019/11/08 更新

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