かん子の連載

フラメンコとマランボ、フォルクローレのコラボに行ってきました。

福岡からです。

昨日(19日)フラメンコとマランボ、フォルクローレのコラボに行ってきました。
KAMINOS(カミーノス)というメンバーのAMAEANDA(アマランダ)という出し物でした。

最高の民族音楽、最高の民族ダンス。しかし、最も驚異的だったのは、最高の舞台芸術になっていたことです。
音がダンスを誘発し、ダンスが音を誘発する。歌、ギター、パーカッション、フラメンコダンス、マランボダンス、どれが主役ではなく、どれ もが主役と成り代わって、刺激しあって情熱的なパフォーマンスへと昇華してゆく。そんな舞台芸術でした。勿論観客を巻き込んで。客席から も手拍子があった。スタンディングオベーションも。

しかも、西洋音楽には他にみない、間が随所にあって、歓喜や哀切や激情やの中にあるまったき空白が、虚無といったものまで表出していたの には驚きでした。スペインという土地柄が西欧と東洋の接点になっていることを再認識させられました。