☆楽しい学校図書館のすぐに役立つ小話☆彡【ミステリーの三大奇書】
日本には、ミステリーの三大奇書(さんだいきしょ)というものがあります。
それは
『黒死館殺人事件』
『ドグラ・マグラ』
『虚無への供物』
の3作品です。
これに竹本健治の
『匣の中の失楽』
を加えて「四大奇書」と呼ぶ人もいますが、入れない人もいます。
そうして中学2年になると、これにはまる男子が一定数、いるのです(俗に、中二病、ともいう😁)。
でも女性でこれにハマる人はめったにいないので、学校司書が女性だと、図書館にこれがないところができてしまいます。
でも、これは日本男子の基礎商品なので、この三冊は必ず揃えてください。
ぷらす、これに江戸川乱歩をいれると、西洋文学にはない、日本独特の“伝奇小説”が出来上がります。
もう一つの流れは、鏡花が確立した、お耽美小説ですね。
2023/09/07 更新