かん子の連載

☆楽しい学校図書館のすぐに役立つ小話☆彡【司書は椅子に座ってピッとやるだけの人じゃありません。学校司書は忙しいんです。・3-9】

学校司書の桜李桃梨(おうりとうり)さんからの寄稿をご紹介していきます。
小話とは言えない😅、学校司書さんの忙しい日々をぜひご覧くださいませ~

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

3-9 毎日のルーティン
この学校に来て2ヶ月……毎日のルーティンが決まってきました。
出勤したら、図書館のカーテンと窓を開け、書架のホコリを払いながら軽く掃除をし、棚磨き……。
8時をすぎる頃にその日の当番の図書委員の子が来るので、昨日夕方に書いておいたリクエストの返事を渡して高学年は各クラスの図書委員に配ってもらい、低学年には直接渡しに行きます。普段はいけない他学年のクラスに行くのは楽しいようで嬉々として行ってくれます(しかも、いい知らせ、を持っていくので歓迎される😁)。
 
そのあいだに私は授業の用意をして一時間目に突入……。
ほとんどの時間にどこかのクラスの図書が入っているのと、満員電車のような休み時間を2回こなすので、気がつくと放課後……。
放課後も子どもたちが来る時間はカウンターで対応し、帰ったあとはブックトラックに残った本を書架に戻し、リクエストの返事を書きます。
そして明日の授業の準備をして終了~。
これだけでも正直いってクタクタなのですが、そのあいだに
「この単元の○○の本を集めてほしい」
「今度こんな授業をするのだけど、参考になる本はないですか?」
という先生方の突然の依頼がきたり、子どもたちの「○○の本が借りたいのですがどこですか?」
「このシリーズ面白かったんだけど、この作家の他の本ありますか?」
「○○の本でおすすめありますか?」
などに答えなくてはなりません。
というわけで、安定してきたと同時に、図書館が回らなくなってきました。
 
というわけで司書教諭の先生と要相談!
です。
 
2025/03/27 更新