かん子の連載

十六文庫さんから、展示会のレポートを頂きました

十六文庫さんが6/8〜6/10に行われた展示会の様子を、
レポートして下さいました。

☆☆☆☆☆

<今年度のおススメ本展示会>

十六文庫で、かん子さんのおススメ本を展示しました。

期間は6月8日〜10日。訪れた方は延べ28人。
文庫会員の親子、読み聞かせボランティアさん、学校司書さんなど
様々な方が、手に取りもくもく読みました。

この会は平成24年から始めたので、今年で5回目。
6月の文庫行事として定着してきましたし、
これからも続けていきたいと思っています。

なぜなら、今の子の求めているものを知る、感じるには
こういった本を、実際に読む見ることが必要と考えます。
そして、年度が始まって早い時期の開催なので
1年間の活動や仕事に充分反映できます。

また、この会のなかで
時には感想を話しあったり、展示方法を考えあったりもします。
1冊の本から社会の出来事へ話が広がることもあります。

読む場を共有することで、刺激を受け合うことが出来、
やめられないですね。

さて、今回の展示本は250冊ほど。結構たくさん集まりました。
大きめのテーブル2つに、分類ごとにならんだ様子は、壮観!
タイトルをざ〜っと眺めるだけで、テンション上がる上がる。

ぱっと目に入ったのは
イラストデザインのかっこいい地図本や動稙物本。
そして、コミックが凄い!
テーマが幅ひろく、食材、古典芸能、芸術音楽、絶滅生物、LGBT、かんもく、・・・
どれも基本的な知識がすっと入るし、問題となっている点が分かりやすい。

震災の絵本も多様でした。
人だけでなく、活躍した物 ( 自家発電機やスイブル ) が主人公の本もありました。
来てくれた5才の子に 『 のっぽのスイブル155 』 を読んだら
興味深げに最後まで聞いてくれました。

個人的にワクワクしたのが 「菌類 」 の本。
16歳の子が書いた 『 世界は変形菌でいっぱいだ 』。面白かった。
( この子は、変形菌界のさかなクンだ〜。愛にあふれてる。説明うまい! )
写真集の 『 変形菌 』にうっとり。 (・・・美しい )

もう書ききれないくらい素敵な本ばかり。

子どもも感じた事を教えてくれました。
小学2年生の女の子に “ 読みたい本ある? ” と聞いたら
” もう、ありすぎて! ” と目がキラキラ。
” とくにね ” と教えてくれたのが
『 世界でいちばん素敵な元素の教室 』
『 遊べる鉱物図鑑 』
『 ROCK and GEM 』
そして、かん子さんの新しいシリーズ
『 夏の星座をみつけよう 』
『 太陽系の惑星 』
『 惑星ってなあに? 』 でした。
“ すっごい!すっごい!” と連発でした。

今年度は、石と宇宙と元素に注目していきます。

かん子さん、沢山の本ありがとうございました。
足を運んでくれた皆様、大人も子どもも、楽しかったですね。
充実した時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。