南山大学児童サービス論講評6班
南山大学児童サービス論講評
六班は一人一冊‘友情’がテーマのブックトークでした。
トッブバッターがかがくいひろしの‘がまんのケーキ’だったのには笑えた。
そうね~、そういわれてみれば、あれは友情、の物語ね(^-^)。
自分たちもやってみて感じた、と思うけど、友情…、だけを狂言回しにして六冊ブックトークは苦しい…。
ブックトークは簡単に見えるけど案外難しいのよ。
目的はなに?
ひとつめは、お客さんにその本を読んでみたいな、と思わせること
ふたつめは濃密で、知的な快感に満ちた時間を過ごしてもらうこと
みっつめは、その本たちを並べることで自分たちのいいたいことを伝えること
でしょう?
「とっても面白いので読んでみてください」
は禁句!
話を聞いて、聴き手がそう感じるようにもっていかなくっちゃぁ!
情緒的なテーマより、昆虫!みたいな具体的なテーマのほうがやりやすいのと、やっぱ魅力的な本を選ぶのがポイント。
つまんない本を面白く魅せるにはテクニックがいるし、あとで読んだ人に詐欺だぁ!っていわれかねない。
高度なブックトークとしては、いま読むにはちょっと古いけど、これをテーマに取り上げたのはこの本が初めてで画期的!
みたいなやりかたもある。
‘少女マンガのなかにレズビアンを登場させたのはこれが最初だと思います’
みたいな、ね。
相手がそのテーマの本を探しているなら、おっ!と思うでしょう?
あとその本のキャラと本人があってないと、初心者はやりにくいですよ。