篠原まりさん情報・・5月1日更新
篠原さん情報~!
ブロブに記事を書きました。
後半はよけいかもしれませんが。
marinonnette.at.webry.info/201404/article_10.html
『アニメ「ピンポン」、すごいというより「すげーっ!」って感じ。』
「凪のあすから」が4月あたまで終わり、
4月から始まったアニメを物色。
前期から続いている「弱虫ペダル」に加えて、
今期は「ハイキュー」かなぁ、とか思いながら、ちらちらチェック。
「シドニアの騎士」は、暗い。OP曲は、最初軍歌調。
キャラの顔が地味。話が辛そう。
・・・・・・でも、続きが気になる。。。。
「進撃の巨人」もそうだったけど、
「若者」がわけのわからない敵との戦いに駆り出されて無残に死んでいく世界。
なんつーか「社会の行き止まり感」が似ている感じ。
これが「今」なんだよな、とひりひり思う。
しかししかし。
今期の大当たりは「ピンポン」!!!
松本太洋のマンガ原作。
松本太洋は天才だと思うが、このアニメもすごい。
他のアニメと比較できない感じ。
これだけ全く違うもん。もはや「芸術作品」。
OPの映像が3週目で変わったのは、
作るのが一週目に間に合わなかったってことなのかしらん。
テレビでこんなの作ったら。。。うーん、現場はさぞ大変だろうな。。
「ピンポン」公式サイト
→http://www.pingpong-anime.tv/
というわけで、
今期は「弱虫ペダル」と「ハイキュー」と
「シドニアの騎士」と「ピンポン」を見る予定。
行き止まりの社会の中で、
健気にがんばるキャラはヒロイックかもしれないが、
アニメ見てるヒトが選挙権持ってるなら、アニメ見てひりひりするだけじゃなく、
現実世界でも行動しようね~、とおばさんは思うのだが、
「いや、あんたらの世代が選挙に行かなかったから
こんな世の中になったんじゃねーの?」
と言われたら、ごめんね、そうかもしれない、と謝るしかないかも。
でもね、今やることやっとかないと、
やっぱり後の世代から
「あの時あんたらがちゃんと止めてくれなかったから」と言われるよ。
今、選挙権のあるヒトたちは、みんな
そういう責任をもってるんだよな、と思う。
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篠原まりさん情報~
「ラ・プッツン・エル 6階の引きこもり姫」読みました
まだ何も解決されていない、とも言えるけど、
まあ、はじまりのはじまりではあるよな、という終わり方でした。
ブログに感想書きました。
marinonnette.at.webry.info/201404/article_3.html
さすが、「名手」名木田恵子というべきか。
頭のすみでは「ちょっと尖りすぎかなあ。。。」と思いつつ、
読みだしたら、止まらない。
「ラ・プッツン・エル 6階の引きこもり姫」名木田恵子著 講談社 2013年
主人公は「ラ・プッツン・エル」。
おとぎ話のお姫様じゃなくて、現代日本の女子中学生だ。
お父さん自慢のかわいい娘だったんだけど、
なまじ頭がいいから、思春期になって
お父さんが自分のことしか愛せない(つまり家族のことを愛していない)と気づいちゃ
う。
それで、お父さんに反抗を始め、
家庭内で暴れて(つまり「プッツンして」)
精神病院に強制入院させられそうになったところを、
マンションの6階に閉じこもって一人で暮すことになる。
ただしご近所には「家族で海外赴任したから部屋は無人」と思わせるため、
窓は内側から打ち付けられ、明りがもれないよう目張りしてある。
(どんだけ世間体が大事な父親なのか、ってことだ)
この少女と、
もう一人、不潔恐怖症の中学生男子が、
ほぼ交互に一人称で語って物語がすすんでいく。
この男の子も、いろいろギリギリな感じで、
でも、クラスにきっと一人か二人はいるんじゃないか、という子。
この二人が、
どうやって自分を受け入れ、他人に気持ちを向け、
切れてしまった周囲とのつながりを取り戻すのか、というお話。
とっても面白かった。
さすが「キャンディ・キャンディ」の原作者。
ただ、あまりにうますぎて、
きっと渦中の子ども、つまり現実に引きこもっている不登校の子は
読めるんだろうか? 辛すぎないかしら? と心配になっちゃう。
いろいろ葛藤をかかえながら、なんとか普通の生活をしている子の中には、
ジャストフィットする子もいるかもしれない。
そういう子が読んでくれたら、すごくいいと思う。
でも、現実に学校生活にそれなりに適応している中学生にとっては、
「は?」「で?」みたいな感じなんじゃなかろうか、と危惧する。
実は、読者として一番インパクトが大きいのは、中学生の親かもしれないなあ。
この本にヒットした親世代は、
ぜひ「スカーレット わるいのはいつもわたし?」もお読みください。
→ http://marinonnette.at.webry.info/201107/article_10.html
・・・・・・・・・・前回掲載情報・・・・・・・・・・・・
『篠原が選んだ
「今、中学生におすすめの110タイトル(2013年12月)」』
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