今年の中学のカレンダーは、初音ミクにしました。
今年の中学のカレンダーは、初音ミクにしました。
だって、本も読まない、テレビも見ない、マンガも読まないっていうんだもん。 ボカロしか、読まない。
でもそれでなにが悪いの?
と私は思うよ。
前の文化のものが読めなくなるのは当たり前のことで、私らだって、江戸時代の絵草紙とか、楽しめ
といわれても、無理でしょう。
いや、その前に、もう、明治の文豪でも、アウトかも。
田山花袋とか、読めるのか?
そこまでいかなくても、すでに「路傍の石」とかも、まだ楽しめるのか?
だよ。
それに比べると外国もののほうが、もとを知らないだけ風化が遅い気がするが(「戦争と平和」とかなら読める気がする)日本は大正時代とかでも、もうきついよね?
特に10代の文学は、風化が早い。
「ああ玉杯に花受けて」とか、読めないでしょ?
文体だけで、笑っちゃう。
吉屋信子の「花物語」とかも。
もともと10代の文学は消耗が激しいんです。
そこまでいかなくても、20年前の“コバルト文庫”とか“X文庫”とか、少女小説は、軒並み読めないよね?
そういうもん、なんですよ。