篠原さん情報です。 先週、立川で中高生のビブリオバトルを観戦しました。
篠原さん情報です。
marinonnette.at.webry.info/201503/article_11.html
先週、立川で中高生のビブリオバトルを観戦しました。
調べものをしていて、ネットをうろうろしていたら、
たまたま告知を見つけて、お邪魔しちゃいました。
立川市中央図書館のイベント告知
→ http://www.city.tachikawa.lg.jp/toshokan/bibliobattle.html
発表者は、立川在住・または在学の、中学生高校生5人。
観戦者は、おそらくは応援に来た同じ学校の生徒さんやOB、引率の先生や司書さん。
それと、わたしみたいな物好き?なおじさんおばさんかな?
なので、会場はとっても和気あいあい、アットホームで暖かな雰囲気。
中高生が、どんな本を紹介してくれるのか楽しみに、
彼らの話すことを柔らかく受けとめて、熱心に聞き、
時には笑いもおこり、感心したり、うなずいたり。
投票の後、開票までの間には、
参加者が全員くじを引いてグループに分かれ、
図書館で用意した本に、その場で「帯」をつける、というワークショップも行われました。
なにしろ、初めて見る本ばかり。(でも、どれも面白そう!)
ぱらぱらと目次をめくって、内容をつまんで、
1人1行帯を書き、すぐに次の人に回して、
1冊に3行、1班5人で4~5冊の本に、帯を書きました。
この本は帯をつけたまま、中央図書館に掲示されるそうです。
この帯が、お客さんの目をひくといいんですが。。(^_^;
同じグループに中学の国語の先生がいらして、
学年でビブリオバトルを開催した、というお話を聞きました。
「学年全体でやると、普段本を読まない子もいますよね、大丈夫なんですか?」
と聞いたら、
「実際、中学の図書館を利用するのは初めて、という生徒もいましたが、
ビブリオバトルで観衆の目をひくにはどんな本がいいか、という視点で探すので、
普段は見ないようなジャンルの本とか、本屋や公共図書館を見たり、
いろいろ視野が拡がって、実際に読みたい本に出会ったりしたようです」
というお話でした。
それ、なんだかいいですね!
本好きのわたしとしては、とっても嬉しいお話でした。
さて、最後に、今回の「チャンプ本」が発表されました。
発表者の発表を聞いて、一番読みたいと思った本、です。
投票で、同数一位になった本の発表者が2人、表彰されました。
『日本人なら知っておきたい日本文学-ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典』(蛇蔵/幻冬舎)と
『星の王子さま』(サンテグジュペリ/新潮社)でした。
当日の様子は、立川市中央図書館と共に「主催」した都立砂川高校のHPに、
くわしくレポートされています。
http://www.sunagawa-h.metro.tokyo.jp/gyouji/150327biblio/index.html
とっても楽しかったです!
ビブリオバトル、もっと観戦したくなりました。
ありがとうございました!
赤木かん子