三鷹の岩間さんからお便りをいただきました。

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子どもと本にかかわるみなさまへ

３月に調布の図書館員の勉強会の企画で、石井桃子さんのドキュメンタリー映画
「ノンちゃん牧場のこころみ」と「子どもと文学」を観ました。
とてもよかったです！

私は石井さんの「いやいやえん」を始めとした編集者としての面や、牧場経営のことはあまり知りませんでした。
４７才でアメリカに１年留学した後は、半月は牧場で働きつつ週に１回小学校で
読み聞かせして、あとの半月は東京で編集やりながら勉強会三昧、その上翻訳と創作…ものすごい仕事量です！

インタビューやニュースの映像を挟みながらの森監督の解説は、時間の関係でかけ足で…もっとゆっくり聞きたかった。
評伝「ひみつの王国」の著者と情報交換しているので、呼応しています。
評伝や「幻の朱い実」「幼なものがたり」を読んでおくと、より楽しめる内容です。
評伝は分厚いですが、親族や友人や本関係者の各々が知らなかった部分がつなぎ合わされています。
青春を謳歌した友人たちや恋人の存在が知られることは、ご本人の本意ではないかもしれませんが、一人の人間としての姿が、浮かび上がってくるように感じました。

質疑応答で、石井さんの好きなレストランを質問しました。
ちょうど来場されていた、石井さんを２０年以上近くで支え続けた姪の娘さんにあたる藤森洋子さんがお答えくださいました。

「幻の朱い実」の牛肉のバタ焼きや、ローマイヤのハムは印象的でしたが、やはり石井さんは美味しいもの好きでした。

お好きなレストラン
青山のアントニオ（ネットで調べたら、３代続く伝統のイタリアンでした）
地元荻窪ではフレンチのクレール・ド・リュヌで、
客人へのケーキは「フュッセン」（閉店してしまったようです）
お誕生会は吉祥寺のリストランテイマイのコース料理！

ちなみに評伝に出ていた市ヶ谷のリヨンはもうないのですが、当時のシェフが大手町にビストロリヨンというお店を出しているようです。

藤森さんからの追加情報！
石井はロートンヌというお菓子やさんの焼き菓子が大好きでした。
クドウというお店のシュトーレンもお気に入りでした。
ロートンヌは東京子ども図書館の最寄り駅の新江古田のお店とのこと。
Ｈａｎａｋｏにもよく掲載されている、おいしいお店です！
でも最近、スイーツ店が乱立してけっこう大変みたいなので、閉店にならないよう、みんなで買いに行きませんか？

2016/04/21————————–

藤森さんから、ちょこっと訂正が入りました！

以下、訂正部分です。
> どうでもいいことですが、、、、
> ロートンヌは娘の学生時代の友人が秋津に住んでいて、教えていただいたのが始まりで
(多分その頃初めて石井に買っていった)その後立川伊勢丹で買えるようになって、
子ども図書館の近くのお店では買ったことがありません。

思い込みで、きちんと確認できてなくてすいません。
立川の方、伊勢丹で「ここの焼き菓子を石井さんが…」と思って買ってください！
でも同じ焼き菓子なので、東京子ども図書館の講座帰りに寄るなら新江古田店へ！
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