今年の課題図書です。
「木の好きなケイトさん」
ーー。
今年の課題図書です。
アメリカの有名な公園を作った女性の伝記絵本ですが、去年の「微生物のはなし」と同じで、はっきりいってつまらない。
面白いネタのはずなのに、なぜこんなに面白くなくなってしまうのか?
イラストは上品でうまいので、一見よさそうな本に見えるぶん、始末が悪い……。
まあ、これはひどいね、というレベルでもないんだけど、どれもこの本しかネタがないだけに(類書がない)入れざるを得ない、ということを考えると犯罪的だよ。
まぁ、感想文は書きやすいからそういう意味ではいいんだけど、本を読む楽しみはないねぇ。
感想文は、せっかく、ふだんあまり読まない人も読むんだから、本っていいもんだな、と思ってもらえるように面白い本がいいのにな。
これ、面白くないのは自分の受け取りかたが悪いのか?
と思った人のために書きました。
面白くないと思っていいです。
まえに、アメリカに児童室を作ったキャロル・ムーア、の伝記絵本があったんだけど、それがまた面白くなくて途方にくれた……。
みんな同じ匂いがする……。
もしかして、同じ編集者なのか?
それとも、アメリカもついにちゃんと絵本が作れなくなってしまったのか?
どっちにしても救われないよ。