司書便りです。

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昔話の依頼があったので
『ひとつぶのおこめ』
を読んでみました。

これは前にいらした算数の先生が
「算数の導入に使えて、子ども達も喜ぶの」
と言われて、毎年読まれていた本です。
でもその先生も今はいらっしゃらなくて読まれることがなくなり、かん子さんのおすすめのリストにあるのを見つけたので、今年は自分で読んでみることにしました。

（１年生には長くないのかなあ）
と思ったのですが、あるクラスでは最後まで身じろぎせず、全員がずっと集中ーー。
で、読み終わったら、みんな動き始めるんです。
何事もなかったように……。スゴい😂

ほかのクラスでは、先生に注意されてた２～3人の子も最後には集中－ー。
お米の数が増えていく様子に、歓声もあがりました！ひやっほー！
（そんなに？！とこちらが驚くことにー。）

他の学年（2年～4年）も読んでみましたが、ページをめくるごとにみんなニコニコして、歓声があがりました。
この絵本も
「スマホ世代にいける！」と確信しました😳

そうして、１年生、２年生のクラスでは、どこも
『ひもじいってなに？』
って、途中で聞かれました。
「食べるものがなくて、お腹がペコペコってことだよ」
と説明すると、みんな
『ウーン』
と悲しい顔になりました。
１年生のひとクラスでは、『しんじゃうじゃん！』
の声があがり
『ホントだ！ガリガリだ！』
と絵を指さす子も……。

みんな
『ひもじい』
は覚えられたように思います。
余談ですが……。

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