司書便りです。

司書便りを頂きました。

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『イグルーをつくる』

実はこの「イグルーをつくる」は、今まで高学年の冬の読み聞かせに使ってきたのですが、今年の知的な１年生に読むとどうなるんだろうか、を試してみました。

まずひとつのクラスで読んでみると……。
先生に怒られて、むくれて私に背中をむけていた子が、読み始めてすぐに真ん中に移動してきました。

読み進めるにつれて、その子を中心に子ども達のテンションがどんどん上がっていきました。
『すごーい！なにこれー！』
『うわー！どんどんできあがってる！』
みんな、キャーキャーいいだしました。

あのむくれていた子が、ずっと叫んでいる声が聞こえてました。
『中、見せて！中、見せて！中の写真出てくる？！中がみたい！！』
えー！
そんなこと、今まで誰にもいわれたことがなかったのに～。

ほかのクラスでも
『すごーい！なにこれー！』
の声があがりました。

そして、どのクラスでも読み始めてすぐに
『どうやって、出てくるの？』
『閉じ込められちゃう！』の声が盛んにあがってました……。
スゴイ……。
この本でこんなに盛り上がれるなんて……。

確かに高学年でも驚かれたり
『へ－！こんな本があるんだ！』
みたいな反応はされたことはあるんですが、この本でこんなに大騒ぎになったことはなかったです。

１年生は、ホントにスゴいですね～。
読み聞かせするたびに舌を巻いています。

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