Q21 除籍、廃棄候補にした本が、学級文庫にされてしまいますが、それでいいのでしょうか?

【Q】
除籍、廃棄候補にした本が、学級文庫にされてしまいますが、それでいいのでしょうか?

【A】
本来、学級文庫というのは、授業を受けていてわからないことがあったときに調べられる本を置いておくべきところです。 つまり、百科事典、国語辞典、漢字辞典、年鑑、図鑑、季語辞典、みたいなものですね。 決して、学校図書館で使えなくなった古い本を置いておくべき場所ではありません。 若干、図鑑とか、古くても子どもたちが手に取る、という本は、廃棄したあと学級文庫に置いても役に立ちますよね? 要は、役に立つかたたないか、読まれるか読まれないか、です。 使わない本を、せまい教室に置いておくことはないでしょう。 教室は授業の場であって、図書館の書庫ではないのですからーー。