Q28 配架前にやっておくと効果的な補強の方法を教えてください!【2021年7月に追記しました】
【Q】
DK等の大型の図鑑類が大人気で2年を超えたあたりからボロボロになってきました。たいていノドのところからパックリ割れて、背が取れてしまいます。
壊れてから修理、ではなく配架前にやっておくと効果的な補強の方法を教えてください!
【A】
分厚い図鑑はたいてい、丸背、か角背、という作りです。
丸いのが丸背、四角いのが角背です。
「かいけつゾロリ」が丸背ね。
どのページも開くように、丸く作ってあります。
丸背なら、あらかじめ、薄めたボンドを入れて(割り箸の先につけて、なかに入れます)補強する、ということができなくはないです。
ちゃんと修理する方法もありますが、教えるのに1日がかりなんですよね。
【2021年7月に追記】
補強のルールは 必要なとき 必要なところに 必要なだけ です。
ですから、うちは補強しなくても大丈夫、という学校はする必要は、ありません。
この5年で小学生は物凄く変わりました。
私が初めて学校図書館を作ったときは、みごとに「ドラゴンボール」42冊バラバラにされましたので、穴あけ糸綴じブッカーかけ、を考えたのですが、いまの小学校では、ほとんどしなくてもすむようになりました。
しなくても、マンガが壊れないのです。 男子が6人で一冊の漫画を読む、ように群れることがなくなったのと、手先が器用になっているためだと思いますし、そういう“幼稚なこと”をしたいという欲求がもうないのだとも思います。
なので、フラップ式の絵本もあらかじめ補強しておく必要がある学校とない学校が出てきました。
補強は時間がかかる作業ですので、各自、その都度、ご判断ください。